広告には様々な種類がありますが、中でも圧倒的な告知力のある広告として挙げられるのがテレビCMです。
特にタレントやモデルなどの芸能人を起用したCMは広告効果が高く、現在も多くの企業が採用しています。
ここでは、CMなどの広告にタレントをキャスティングするメリットと、キャスティングの流れ・注意点についてまとめています。
会社の商品やサービスの宣伝CMに芸能人の起用をお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
CMの広告効果とキャスティングの重要性
数ある広告媒体の中でもテレビ・ラジオ・新聞・雑誌の4つは「4マス媒体」と呼ばれ、高い宣伝効果があるとされています。
特にテレビ放送は時間帯や番組によって視聴者が異なるため、非常に幅広い層の人へ情報をお届けすることができます。
まずはテレビCMが持つ影響力と、タレントをキャスティングすることで得られる効果について詳しく見ていきましょう。
テレビCMの影響力
インターネットでの情報収集が当たり前となった現在も、多くの人がテレビ放送を視聴しています。
朝のニュースや天気予報、話題のドラマに映画の再放送と、途切れることのない豊富なコンテンツが視聴者を楽しませてくれています。
そしてこれらの番組と合わせて必ず目にするのが様々な商品・サービスのCMです。
テレビCMには、指定の時間帯に放送する「スポットCM」と、指定の番組枠で放送する「タイムCM」の大きく2種類があります。
スポットCMは様々な時間帯で放送できるため、幅広い層へ広告を流すことができます。
またタイムCMは番組を固定することで、特定のターゲットへ向けて効率良く広告を流せることがメリットです。
この他、最近ではオンラインゲームや動画視聴サービスなどの合間にもCMを目にする機会が増えています。
音楽や映像の組み合わせが可能な動画広告は、短時間で視聴者に商品・サービスの印象付けができる有効な広告と言えるでしょう。
タレントキャスティングによる効果
最近はリアルタイムではなく録画して後から放送を楽しむ方も多く、テレビCMはスキップされる可能性が高いというデメリットがあります。
一方で、話題性のあるCMや人気俳優が出演しているCMは飛ばさずにチェックするという方も少なくありません。
CMのストーリー性やインパクトはもちろん、起用タレントによっても広告効果が何倍にもなるケースがあるのです。
商品・サービスのイメージに合うタレントや、ターゲット層に支持されているタレントを起用することもCMの広告効果を高める重要なポイントと言えます。
CM・広告に俳優や歌手を起用するメリット
CMにタレントをキャスティングすることで、視聴率が上がるだけでなく、PR効果や好感度などにも良い影響を与えます。
続いて、CMにタレントなどの芸能人を起用するメリットについて詳しく見ていきましょう。
サービスのPR効果を高める
旬のタレントや知名度の高い大物芸能人などをCMに起用すると、CMそのものの話題性アップにつながります。
「好きな俳優が愛用している商品を自分も使いたい」「憧れのモデルと同じお店を利用したい」など、出演タレントが広告塔として活躍してくれるからです。
もちろん、有名人であれば誰でも良いということではありません。
宣伝したい商品・サービスとマッチしたタレントをキャスティングすることでより高いPR効果を得られるでしょう。
また好感度の高いタレントをキャスティングすると、企業自体の好感度アップにもつながる可能性があります。
ただし、タレントに不祥事などが発覚した場合は企業のイメージが崩れるリスクも考えなければいけません。
もしものリスクも踏まえ、きちんと契約内容を取り決めることが大切です。
印象に残りやすい
タレントの出演しているCMは、宣伝している商品・サービスの印象が残りやすいこともメリットです。
商品を見たときに、「〇〇さんが出ているCMの商品だ」「この商品のCMには〇〇の歌が使われていた」というように、CMを思い出すきっかけとなってくれます。
複数の商品・サービスで迷ったときは、好きなタレントが紹介しているものを選ぶという方も少なくないでしょう。
期間限定のイベントや新サービスの宣伝など、特に力を入れたい広告にはタレントのキャスティングがおすすめです。
メディア露出が増える
近年ではタレントやモデルなど多くの芸能人が自身のSNSアカウントを所有しています。
CMに芸能人を起用することで、SNSに出演情報を投稿したりファン同士の話題になったりと、別のメディアに取り上げられる可能性が高まります。
YouTube内の広告ならYouTuber、SNSならインフルエンサーというように、各メディアのニーズに合わせたキャスト選びでより高い広告効果を発揮するでしょう。
このように、CMをきっかけに様々なメディアへ広告を広げられるのもタレント起用のメリットと言えます。
キャスティングの手順と注意点
いざCMへタレントを起用するとなった場合、どのような流れで契約が進んでいくのでしょうか。
最後に、キャスティングの進め方と注意点について詳しく見ていきましょう。
キャスティングは専門会社への依頼がおすすめ
芸能人をキャスティングする際は、自社で直接芸能事務所に交渉する方法と、キャスティング会社を利用する方法の大きく2種類があります。
キャスティング業務は多岐にわたるため、芸能事務所と直接つながりがある場合をのぞき、キャスティング会社に依頼するのがおすすめ。
キャスティング会社とは、タレントの提案から出演交渉、スケジュール調整などを代行する会社のことです。
複数の芸能事務所とのつながりがあるため、幅広いキャスティングに対応できるのが特徴です。
過去に実績のあるキャスティング会社なら交渉も進めやすく、直接連絡を取るよりもコストを抑えられる可能性があります。
株式会社GOLD CASTでは、希望のキャスティングが実現可能かどうか、また代わりとなるキャストの提案などを無料で実施しています。
カウンセリングをご希望の方はホームページよりお問い合わせください。
契約からイベント・撮影当日までの流れ
キャスティング会社を利用してCM制作を行う場合、以下のような流れで契約が進んでいきます。
- 出演者の選定~交渉
- スケジュール確認~契約
- イベント・撮影当日
出演者の選定~交渉・オーディション
まずはCMに出演するタレントの選定を行います。
指名希望がある場合は事前にキャスティング会社へ伝え、実現できるかどうかを診断してもらいましょう。
難しいときは代わりのタレントの提案を受けられるため、イメージに合うタレントを選びます。
候補者が決まったら、キャスティング会社から芸能事務所へ交渉が行われます。
このときにCMの企画やイメージを明確に伝えられるよう、資料を準備しておくことが大切です。
また指名ではなくオーディションによって出演者を決めるという方法もあります。
GOLD CASTではオンライン上でオーディションを行う仕組みを取り入れており、効率的に選考を進めることが可能です。
スケジュール確認~契約
出演者が確定したら、イベント日程や撮影スケジュールを調整していきます。
CMの場合は契約期間が数か月にわたるケースが多いので、期間中の肖像利用など権利に関する契約をきちんと取り交わすことが必要です。
イベント・撮影当日
イベント日やCM撮影の当日はキャスティング会社のスタッフも立ち合い、進行のサポートを行います。
所定の契約期間を終えたところでキャスティング会社との契約も終了となります。
競合CMの出演タレントに注意
CM出演のキャスティングを行う際は、競合となる企業のCMにも注意が必要です。
基本的に競合企業・商品のCMにイメージキャラクターとして出演しているタレントやモデルを起用することはできません。
旬のタレントや老若男女問わず好感度の高いスポーツ選手などはCM起用が非常に多いです。
競合範囲についてもキャスティング会社ときちんと話し合い、同じタレントを起用しないように注意しましょう。
まとめ
- CMは幅広い層へ情報を流すことができ、高い宣伝効果を見込める広告の1つ
- タレントをキャスティングすることで印象付けや好感度アップなどのメリットがある
- キャスティングの際は実績のあるキャスティング会社を利用するのがおすすめ
CMに出演するタレントによって商品・サービスのイメージが大きく変わることもあります。
キャスティングは広告効果に影響する重要な仕事になるので、専門の会社に依頼することをおすすめします。
タレント起用をお考えの方はぜひGOLD CASTをご利用ください。