企業がCM・広告にタレント起用を行うメリットとは？費用相場も解説

タレント起用による企業側のメリットと費用相場・節約方法まとめ

公開日 2023/12/5 最終更新日 2024/4/3

企業広告・商品広告にタレント起用を行うことで、競合他社との差別化や話題性の向上といった様々なメリットを期待できます。

この記事では、芸能人やタレントのキャスティング実績5,000件以上を誇るGOLDCAST(ゴールドキャスト)が、企業がCM・広告等にタレント起用を行うメリットと、主な起用媒体・シーンをまとめています。

タレント起用にかかる費用相場や節約のポイントも解説しているので、タレント起用をお考えの企業様はぜひ参考にしてみてください。

企業がCM・広告にタレント起用を行うメリット

まずは、企業広告・商品広告へのタレント起用によって期待される効果・メリットを詳しく見ていきましょう。

企業広告・商品広告にタレント起用を行うことで、商材および企業に対する話題性を高める効果が期待できます。

人気タレントや“旬”のタレントを起用すれば広告の印象が強まりますし、アイドルや声優といった熱量の高いファンが多い人物を起用すればCMへの注視度アップも見込めるでしょう。

またタレントの最新情報として情報番組や雑誌等に露出する機会を得られれば、より多くの消費者にCM・広告を見てもらうことができ、コストパフォーマンスの向上といった成果に繋がる可能性も高まります。

タレント起用によるメリットとして、商品の知名度・認知度を高められるという点も挙げられます。

出演タレントと商品が紐付けされれば、「〇〇さんが宣伝している商品だ」「この企業のCMには〇〇の歌が使われていたな」というように、CVのきっかけの1つとしてタレント起用が効果を発揮するケースも出てくるでしょう。

タレント起用による認知の拡大は、競合が多く性能での差別化が難しい日用品や自動車等を扱う企業で特に大きな効果を期待できます。

特定の商品・サービスだけでなく、企業そのもののブランディングやイメージアップを目的としたCM・広告においてもタレント起用は高い効果を発揮します。

例えば、名前を知っている企業とそうでない企業の商品を比較した場合、多くの消費者は“名前を知っている企業の商品”を選択しますが、これは“企業を知っている”ということが安心や信頼感、また購買意欲を生み出しているからだと言えるでしょう。

商品やサービスと合わせて企業の名前も広めたいという場合は、タレント起用によるPRがおすすめです。

続いて、タレント起用の際に発生する企業側の費用相場を起用媒体・シーン別に詳しく見ていきましょう。

企業の広告塔としてタレント起用を行う場合は、使用する媒体や契約期間によって費用が大きく異なります。

主なメディアの種類と起用費用の相場は以下の通りです。

CM	1クール（3か月）あたり500万円～8,000万円程度
テレビ番組	バラエティー：1本あたり5万円～20万円 / ゴールデン帯のMC：1本あたり50万円以上 / ドラマ：1クールあたり1,000万円～3,000万円程度
ラジオ番組	5万円～20万円程度
雑誌・写真集	5万円～15万円程度
サンプリング	インフルエンサーの場合はフォロワー1人あたり2円～4円程度

CMやテレビ番組は高い広告効果を期待できますが、制作に時間や手間がかかるため他の媒体よりも費用が高くなりやすいという特徴があります。

起用するタレントのランクによっては数千万単位の出演料が発生するため、基本的には大企業向けのマーケティング手法だと言えるでしょう。

ただし、キー局ではなく地方局で放送する等、起用範囲を絞り込むことで費用を安く抑えられる場合もあります。

PRイベント等のゲストとしてタレント起用を行う場合は、タレントの知名度やこれまでのキャリア・実績が費用を左右するポイントとなります。

一般的には知名度の高いタレントや“旬”のタレントであるほどタレント起用の費用が高くなる傾向にあり、大まかな相場としては以下の通りです。