CMや広告、イベント、SNSプロモーションなどにタレント・芸能人を起用したいと考えたとき、多くの企業が最初にぶつかる壁が「どこに、どう依頼すればいいのか分からない」という問題です。
芸能事務所へ直接連絡しても、取引実績のない企業からのオファーは断られるケースが少なくありません。
そこで頼りになるのが、企業と芸能事務所の橋渡し役を担う「キャスティング会社」です。
この記事では、キャスティング会社の基礎知識から、おすすめの会社比較、費用相場、失敗しない選び方までをまとめて解説します。
タレントキャスティング会社とは

タレントキャスティング会社とは、CMや広告、イベント、SNS施策などにタレント・芸能人・モデル・インフルエンサーを起用したい企業と、芸能事務所やプロダクションとの間を仲介する専門会社です。
主な業務内容は以下の通りです。
- 企画内容・予算のヒアリングと整理
- 起用候補となるタレントのリストアップ・提案
- 出演交渉やオーディションの実施
- 出演契約や肖像権に関する契約手続き
- 撮影・イベント当日の進行サポート
芸能事務所は基本的に自社所属タレントの中からしか紹介できませんが、キャスティング会社は複数の事務所とネットワークを持っているため、ジャンルを横断した幅広い候補者提案が可能な点が大きな違いです。
キャスティング会社に依頼する3つのメリット

1. 社内の工数・人件費を削減できる
タレントの選定や事務所とのやり取りには相応の知識と時間が必要です。
専任部署を持たない企業にとっては、他部署の担当者が兼務することも多く、負担が大きくなりがちです。
キャスティング会社に一任すれば、社内リソースを本来の業務に集中させられます。
2. 幅広いジャンルから最適な人材を選べる
複数の芸能事務所やプロダクションと提携しているキャスティング会社であれば、俳優・タレント・モデル・スポーツ選手・インフルエンサーなど、ジャンルをまたいだ提案が可能です。
企画のイメージやターゲット層に合わせて、候補の幅を広げられます。
3. 契約トラブルのリスクを抑えられる
出演交渉には、契約条件や肖像権の扱いなど専門知識が求められる場面が多くあります。
キャスティング会社に依頼することで、契約や費用の管理を任せられ、トラブルの発生を未然に防ぎやすくなります。
タレントキャスティング会社おすすめ比較7選

ここでは、タイプの異なるおすすめキャスティング会社を紹介します。
総合型・専門特化型それぞれの特徴を押さえて、自社の目的に合った会社を選ぶ参考にしてください。
GOLD CAST(ゴールドキャスト)
芸能人・俳優・タレント・文化人・アーティスト・スポーツ選手・モデルなど幅広いジャンルを扱っており、これまでに5,000件を超えるキャスティング実績を持っています。
広告起用やイベント・催し物、講演会、SNSでのタレント起用、企業のPR動画やタイアップ企画まで対応範囲が広く、無料カウンセリングを通じて予算感やイメージから最適なタレントを提案してもらえる点も特徴です。
企画からキャスティング、広告制作までをワンストップで依頼できるため、初めてタレント起用を検討する企業でも相談しやすい会社といえます。
ステラキャスティング
大手芸能プロダクション系列のキャスティング会社です。
系列事務所所属のタレントや俳優、アーティスト、インフルエンサーの手配に強みを持ち、広告のイメージキャラクター起用など幅広い実績があります。
系列タレントを軸にした企画を考えている場合に相性がよいタイプです。
ヒーローキャスティング
タレント・芸能人・モデル・YouTuber・インフルエンサー・TikToker・アイドル・アスリート・専門家など、幅広いキャストから案件にマッチした人材を提案する総合キャスティングサービスです。
イベントやPR案件など、比較的スピード感を求められる案件の手配にも対応しています。
ギャンビット
CMキャスティングを主軸とする会社で、国内タレントだけでなく海外タレントの起用実績も持っています。
独自の検索システムを活用し、多数の候補者の中から条件に合う人材を効率的に絞り込める点が特徴です。
トミーエンタープライズ
イベント特化型のキャスティング会社で、生パフォーマーの手配に実績があります。
企業イベントや商業施設、学園祭など、当日の進行を伴う案件を得意としています。
YOU MAY Casting(ユウメイキャスティング)
SNSやYouTubeでの起用に強みを持つキャスティング会社です。
フォロワー属性や発信力を踏まえたキャスト選定を行っており、SNSマーケティングを軸にしたプロモーションと相性がよいタイプです。
クロスアイ
Web・SNSプロモーションを中心に、クロスメディアでの展開提案を得意とするキャスティング会社です。
複数の媒体を横断した企画を検討している場合の選択肢になります。
キャスティングにかかる費用相場

タレント起用の費用は、知名度や媒体、契約期間などの条件によって大きく変動するため一概には言えませんが、目安となる相場は以下の通りです。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| イベント出演(駆け出しタレント) | 5万円〜50万円 |
| イベント出演(一般タレント) | 50万円〜150万円 |
| イベント出演(人気タレント) | 150万円〜300万円 |
| イベント出演(大御所タレント) | 300万円以上 |
| CM出演(1クール=3か月) | 数百万円〜数千万円 |
| インフルエンサー(サンプリング) | フォロワー1人あたり2円〜4円 |
| テレビ番組(バラエティー出演) | 5万円〜20万円 |
| テレビ番組(ゴールデン帯MC) | 50万円以上 |
| ドラマ出演(1クール) | 1,000万円〜3,000万円 |
| ラジオ番組出演 | 5万円〜20万円程度 |
| 雑誌・写真集出演 | 5万円〜15万円程度 |
さらに、キャスティング会社を利用する場合は仲介手数料が発生します。
手数料はキャスティング費用の10%〜30%程度が一般的な相場ですが、会社によって設定方法が異なるため、事前の確認が欠かせません。
広告代理店を経由すると別途仲介手数料が加算されるケースもあるため、コストを抑えたい場合は制作までワンストップで対応できるキャスティング会社を選ぶのも一つの方法です。
失敗しない選び方のポイント

過去の実績を確認する
Webサイトなどで公開されている過去のキャスティング実績や事例、口コミ・評判を事前にチェックしましょう。
実績を公開していない会社は、ノウハウの少なさや費用トラブルのリスクが見えにくいため注意が必要です。
得意ジャンルが自社の企画と合っているか
「俳優の起用実績が豊富」「インフルエンサー事務所とのつながりが強い」など、会社ごとに得意分野は異なります。
起用したいタレント像が明確な場合は、同ジャンルの実績が豊富な会社を選ぶと交渉がスムーズに進みやすくなります。
ワンストップ対応の可否
キャスティングから広告・コンテンツ制作までを一括で依頼できるかどうかも重要な比較ポイントです。
制作会社や広告代理店を別途挟む必要がなければ、仲介手数料の二重発生を避けやすくなります。
複数社から見積もりを取る
費用・手数料はWebサイト上に詳細が公開されていないことが多いため、複数社に問い合わせて見積もりを比較するのが基本です。
同じ条件で相見積もりを取ることで、費用感や対応の丁寧さを客観的に比較できます。
依頼から契約までの流れ

一般的なキャスティング依頼は、以下のような流れで進みます。
- ヒアリング:企画の目的、ターゲット層、予算、希望する媒体イメージなどを整理
- 候補者の選定・提案:ヒアリング内容をもとに、条件に合うタレント候補をリストアップ
- 出演交渉:候補タレントの事務所へ出演交渉を実施
- 契約締結:出演条件や費用が固まり次第、契約書を取り交わす
- 当日の運営サポート:撮影やイベント当日、必要に応じて現場に立ち会いサポート
初めてキャスティングを依頼する場合は、ヒアリングの段階でイメージが固まっていなくても、無料カウンセリングを実施している会社であれば相談しながら方向性を決めていくことができます。
記事まとめ

- キャスティング会社は、企業と芸能事務所の橋渡し役として、候補選定から契約・当日運営までをサポートしてくれる存在
- 総合型か専門特化型かで得意分野が異なるため、自社の企画内容に合った会社選びが重要
- 費用相場は媒体やタレントの知名度によって大きく変動し、仲介手数料は10〜30%程度が目安
- 実績・得意ジャンル・ワンストップ対応の可否を比較しながら、複数社から見積もりを取るのが失敗しないポイント
タレント起用を検討する際は、まず総合型で幅広いジャンルに対応できるGOLD CASTのような会社に相談し、無料カウンセリングで予算感や企画のイメージをすり合わせてみるのがおすすめです。
そのうえで、専門特化型の会社とも比較しながら、自社の目的に最も合ったパートナーを選びましょう。

