「CMやPVにダンサーを起用したいけど、どこに依頼すればいいの?」
「ダンサーの派遣って、キャスティング会社に頼めるの?」
ダンサーの起用を検討している企業担当者やイベント主催者に向けて、キャスティング会社への依頼可否から、依頼の流れ、費用相場、芸能事務所との違いまで詳しく解説します。
目次
ダンサー派遣はキャスティング会社に依頼できる

結論から言うと、ダンサーの派遣・起用はキャスティング会社に依頼できます。
実際に、CM・PV・テレビ番組・舞台・イベントなど様々な場面でダンサーを起用する際、多くの企業やクリエイターがキャスティング会社を通じて手配しています。
なお、ここでいう「派遣」は、労働者派遣法に基づく正式な人材派遣(派遣会社と雇用契約を結んだスタッフを職場に送り出す仕組み)とは異なり、案件ごとにダンサーを手配・仲介してもらうという意味合いで使われるのが一般的です。
契約形態は会社や案件によって異なるため、依頼時に確認しておくと安心です。
ダンサーがキャスティングされる主な場面

キャスティング会社を通じてダンサーが起用される場面には、以下のようなものがあります。
- CM・PV(プロモーションビデオ):商品CMやアーティストのミュージックビデオなどでのダンスパフォーマンス
- テレビ番組・バラエティ:音楽番組やバラエティ番組でのバックダンサー出演
- 舞台・ミュージカル:舞台作品やミュージカルでのダンサー出演
- 企業イベント・展示会:新商品発表会や展示会でのパフォーマンス演出
- スポーツ関連:プロ野球球団などのオフィシャルチアダンスチームの振付・レッスン指導
- フラッシュモブ:誕生日サプライズや余興などで行われるフラッシュモブダンスの手配
ジャンルも、ストリートダンス、JAZZ、HIP-HOP、バレエ、コンテンポラリー、社交ダンスなど幅広く対応してもらえるのが一般的です。
キャスティング会社と芸能事務所の違い
ダンサーの手配を依頼できる先には「キャスティング会社」と「芸能事務所」がありますが、それぞれの役割は異なります。
| 会社の種類 | 役割 |
|---|---|
| キャスティング会社 | 依頼者と演者(ダンサー)をつなぐ仲介役。複数の事務所へ声をかけ、条件に合ったダンサーを幅広く提案できる |
| 芸能事務所 | ダンサーが自社に所属しているため、自社内で誰を提案するかを検討する |
つまり、ダンサーが自社に所属しているかどうかが、キャスティング会社と芸能事務所の大きな違いです。
芸能事務所に直接依頼する場合は、基本的にその事務所の所属ダンサーの中からしか選べませんが、キャスティング会社を通せば、複数の事務所やフリーランスのダンサーまで含めて、より幅広い候補から選定できます。
また、キャスティング会社はダンサーのプロフィールや過去の出演情報、得意なダンスジャンルなど幅広い情報を保有しているため、企画内容や予算に応じた適切な人材紹介がしやすいという特徴もあります。
数十名~100名規模のダンサーが必要なイベントやミュージックビデオなど、大人数のキャスティングにも対応できる点も強みです。
依頼の流れ

- 問い合わせ・ヒアリング:起用したい人数、ダンスジャンル、予算、日程、案件の内容(CM・イベントなど)を伝えます。「こんな感じのダンスができる人」といった曖昧なイメージだけでも、ダンス専門の会社であれば汲み取って提案してくれます。
- 候補者の提案:ヒアリング内容をもとに、条件に合うダンサーの候補が提案されます。
- 条件確認・交渉:出演料や日程、振付が必要な場合は振付師の手配についても確認します。
- 契約:出演料、肖像権の扱いなどを取り決めて契約を結びます。
- リハーサル・当日対応:振付の確認やリハーサルを経て、撮影・イベント当日を迎えます。
費用相場の概要

ダンサーの派遣・キャスティング費用は、人数、ジャンル、拘束時間、案件の規模によって大きく変動します。
目安として、1名あたり17,000円程度から派遣に対応している会社も見られますが、知名度の高いダンサーや振付師を起用する場合、大人数を手配する場合、遠方への出張が発生する場合などは費用が上がります。
振付を別途依頼する場合は、振付制作費が追加でかかることもあります。正式な金額は案件ごとに見積もりを取るのが基本です。
キャスティング会社に依頼するメリット
- 複数の事務所・ダンサーから幅広く選べる:芸能事務所に直接依頼するより、選択肢の幅が広がります。
- 交渉・調整をまとめて任せられる:出演交渉、日程調整、契約や肖像権の管理など、多くの業務を一括で依頼できます。
- 大人数の手配にも対応しやすい:複数のダンサー事務所に一括で連絡できるため、大規模なイベントやミュージックビデオへの派遣もスムーズです。
- 幅広い年齢層に対応できる:子どもから年配の方まで、幅広い年齢層のダンサーをキャスティングできる会社もあります。
- 初めての依頼でも安心:キャスティングの経験が豊富な会社であれば、進行に不慣れな担当者でも安心して任せられます。
依頼先の選び方のポイント

- ダンスジャンルへの対応力:ストリート、JAZZ、バレエ、社交ダンスなど、希望するジャンルに対応しているかを確認しましょう。
- 在籍人数・実績:在籍するダンサーの人数や、CM・PV・テレビ番組などでの起用実績を確認すると、対応できる規模感がわかります。
- 振付対応の可否:ダンサーの手配だけでなく、振付師のコーディネートまで依頼したい場合は、振付にも対応しているかを確認しましょう。
- 対応スピード:急な依頼や大人数の手配に、迅速に対応してもらえるかも重要なポイントです。
- 費用の見積もりを複数社で比較する:案件によって費用が変動するため、複数社に相談して見積もりを比較するのがおすすめです。
記事まとめ:ダンサーの派遣・起用はキャスティング会社に依頼しよう

ダンサーの派遣・起用は、キャスティング会社に依頼することが可能です。
芸能事務所が「自社所属のダンサーの中から提案する」立場であるのに対し、キャスティング会社は「複数の事務所やダンサーの中から、依頼者に合った人材をつなぐ」仲介役という違いがあります。
大人数の手配や幅広いジャンルへの対応、交渉・契約まわりの一括対応など、キャスティング会社に依頼するメリットは多くあります。
費用や対応ジャンルは会社によって異なるため、まずは複数のキャスティング会社に問い合わせて、案件に合った依頼先を比較検討することをおすすめします。

