CMや広告にタレントを起用したい場合は、候補者提案や交渉等を主な仕事とする「キャスティング会社」の利用がおすすめです。
この記事では、タレント起用で期待できる効果と、キャスティング会社へタレント起用を依頼するメリットについて解説します。
キャスティング会社と芸能事務所における仕事内容の違い等もまとめているので、合わせて参考にしてみてください。
目次
PR活動や広告制作にタレントを起用するメリット
まずは、PRイベントやテレビCM、広告等にタレントを起用することで期待できる効果・メリットを見ていきましょう。
商品・サービスの宣伝効果を高める
旬のタレントや知名度の高い大物芸能人等の起用により、高い宣伝効果を期待できます。
タレントを広告塔にすることで、「好きな俳優が愛用している商品を自分も使いたい」「憧れのモデルと同じお店を利用したい」というように、ファン層からのCVを見込めるようになるでしょう。
更に、好感度の高いタレントをキャスティングできれば、企業自体のイメージアップにも繋がります。
ただし、知名度の高いタレントなら誰でも良いというわけではなく、商材との親和性やターゲット層からの支持等を踏まえ、適切なキャスティングを行うことが欠かせません。
また起用したタレントが不祥事を起こした場合、企業のイメージや好感度にも悪影響を及ぼす可能性があるため、こうしたリスクを踏まえて慎重に判断・選択する必要があるでしょう。
消費者の印象に残りやすいため知名度アップに繋がる
タレントが出演するCMやイベントは印象に残りやすいという点もメリットの1つです。
タレントと商品の結び付けに成功すれば、「〇〇さんが宣伝している商品だ」「この商品のCMには〇〇の歌が使われていたな」というように、消費者がCMを思い浮かべるきっかけを作り出せます。
競合が多く性能での差別化が難しい日用品等をPRする場合は、タレントキャスティングが有効な手段になると言えるでしょう。
話題性からメディア露出増を期待できる
CMや広告へのタレントキャスティングにより、出演者の最新情報としてメディアに取り上げられる機会が増え、幅広い層に宣伝することができます。
またタレントが自身のSNSやブログで宣伝したり、ファンがそれらの情報を拡散したりすることで、広告を目にする機会が少ない方にもPRできる可能性が高まるでしょう。
こうした情報拡散による宣伝は、動画広告であればYouTuber、SNSの場合はインフルエンサーというように、各メディアのニーズに合わせたキャスティングを行うことでより高い効果を発揮します。
キャスティング会社の仕事内容とは？
続いて、タレント起用を主な仕事とする「キャスティング会社」の特徴を解説していきます。
また芸能事務所との仕事内容の違いや関係性等もまとめているので、合わせて参考にしてみてください。
キャスティング会社の主な仕事内容を紹介
キャスティング会社とは、タレント・芸能人のキャスティングを専門に行う代行業者のことです。
タレントキャスティングに付随する以下のような仕事を担うことで、CM制作に伴う企業側の仕事量を軽減します。
- 企画内容・予算等の情報整理
- 起用候補となるタレント・芸能人のリストアップ
- 出演交渉・オーディション
- 肖像管理等の契約
- 撮影・イベント当日のサポート 等
キャスティング会社へ仕事を依頼することで、芸能人とのコネクションや面識が一切ない場合でも、広告に起用したりイベントに招いたりできる可能性が高まります。
芸能事務所との仕事内容の違いは？
芸能事務所（プロダクション）とは、タレント・芸能人等が所属している事務所のことです。
芸能事務所に所属するタレント・芸能人のマネジメントが主な仕事で、プロフィールの作成やメディアへの売り込み、トラブル時のフォロー等も行っています。
企業から直接依頼する場合も、キャスティング会社を経由する場合も、最終的に契約可否を判断するのは芸能事務所の仕事となります。
キャスティング会社と芸能事務所の関係性
キャスティング会社と芸能事務所の大きな違いは、タレントや芸能人が所属しているかどうかという点です。
芸能事務所はタレント・芸能人の育成や管理が主な仕事ですが、場合によっては自社でキャスティングを行うケースもあります。
一方キャスティング会社は基本的に自社ではタレントを抱えず、芸能事務所との連携によってキャスティングを行うのが主な仕事です。
また出演交渉だけでなく、その後の調整や当日の立会いといった仕事もキャスティング会社が行います。
つまり、キャスティング会社は依頼者と芸能事務所を繋ぐ橋渡し役を担っていると言えるでしょう。
キャスティング会社に仕事を依頼するメリット
ここからは、タレント起用をキャスティング会社に依頼するメリットを解説していきます。
キャスティング業務を効率化できる
中小企業の場合はマーケティングに関する部門が用意されていないケースも珍しくありません。
そのため、別部門の従業員が本来の仕事と並行してキャスティングを行うとなれば、どうしても仕事量の負担が増えてしまいます。
しかしキャスティング会社を利用すれば、キャスティングに関わる仕事を一任できるため、自社の仕事への影響を最小限に抑えられます。
また肖像権の部分は法律も絡んでくることから、契約後のトラブルを避けるためにも慎重な判断が必要です。
キャスティング会社では専門知識を持つスタッフが契約業務にあたるため、リスク管理の面でも安心できるでしょう。
企画に沿った適切な人選を行える
キャスティング会社は、タレント・芸能人のプロフィールや過去の出演情報の他、公開前の出演情報や趣味・特技等のパーソナルな情報まで幅広く保有しています。
そのため「誰を起用すれば良いか分からない」といった場合でも、企画内容や予算に応じて最適なキャストを提案できる点が強みです。
特に実績の豊富なキャスティング会社であれば、多くの芸能事務所とコネクションを持っている可能性が高いため、複数のジャンルにわたるキャスティング等も実現できるでしょう。
幅広いキャスティングに対応しているGOLD CASTにお任せ！
当メディアを運営するGOLD CASTは、5,000件以上の豊富なキャスティング実績を持つ信頼のキャスティング会社です。
芸能事務所・プロダクションとの幅広いコネクションがあり、タレント・モデル・俳優・スポーツ選手といったあらゆる分野のキャスティングに対応しています。
またGOLD CASTでは、キャスティングに関するカウンセリングを無料にて実施しています。
企画の概要やイメージ、予算等の情報を入力するだけで、該当する候補者の提案を受けることができます。
詳しいイメージが決まっていない段階でも相談可能ですので、初めてのタレントキャスティングでお悩みの場合はお気軽にお問い合わせください。
記事まとめ
- タレントを起用することで、宣伝効果を高めたりメディア露出を増やしたりする効果が期待できる
- キャスティング会社はタレントの起用、芸能事務所はタレントの育成が主な仕事
- キャスティング会社に仕事を依頼することで、芸能事務所への交渉や契約をスムーズに行える
タレント起用の際は、自社で直接オファーするよりも、キャスティング会社へ仕事を依頼した方がスムーズ進みます。
GOLD CASTなら、企画内容に合わせて最適なタレント候補を提案することが可能ですので、キャスティングでお悩みの企業様はぜひ一度ご相談ください。
