株式会社GOLD CAST(ゴールドキャスト)は、広告宣伝を中心とした芸能人、役者、タレント、文化人、アーティスト、スポーツ選手、モデル等のキャスティングをはじめ、出演交渉および契約、オーディションの代行業務などを行うキャスティング会社です。

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CM曲の効果とは?キャスティングのポイントと歴代人気ソングまとめ

人気CM曲を紹介!アーティストをキャスティングするときのポイントも解説

CM曲の効果とは?キャスティングのポイントと歴代人気ソングまとめ

テレビCMを制作するうえで重要な要素の1つが「CMソング」です。

この記事では、過去に楽曲が話題となったCM一覧と、近年のCMソングの傾向等をまとめています。

アーティストのキャスティングによる効果やキャスティング時の注意点も解説しているので、CMソングの選定方法でお悩みの企業様はぜひ参考にしてみてください。

話題を集めた歴代・最新CM曲をチェック

話題を集めた歴代・最新CM曲をチェック

まずは、楽曲や歌詞が話題となった過去の人気CMと、近年のCMソング・アーティスト起用の傾向について詳しく見ていきましょう。

楽曲・歌詞が話題となった過去の人気CM

【2023年】話題の最新CM曲

現在放送中のテレビCMにおいて、視聴者の話題を集めている楽曲には以下のようなものが挙げられます。

CM楽曲 アーティスト 企業・商品・CM名
君の味方 ハンバートハンバート さん パナソニック エオリア アプリ「離れていても、おかえり」編
ジブンセイフク 緑黄色社会 さん YKK「それは、はじまりの音 放課後」編
TRAIN-TRAIN KALMA さん ORIHICA「スーツと、どこまでも行こう。」編
The Day The Day さん グンゼ「生きごこちをデザインする。」編
cutover まらしぃ×+α/あるふぁきゅん。 さん 株式会社テラスカイ「Engineer Creativity」編
僕らだ imase さん ahamo「大人って、なに?」編
黄金の日々 EVE さん inゼリー「受験にinゼリー2023」編
にんじん さん 森永ラムネ「よび覚ませ、集中力。」編
アドベンチャー YOASOBI さん ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「ユニ春 2023」編
スパークルダンサー フレデリック さん ボートレース「目の色が変わった女子レーサー」編

【2020年代】過去の人気CM曲

2020年~2022年に放送されたテレビCMの中で、楽曲が話題となった作品には以下のようなものがありました。

CM楽曲 アーティスト 企業・商品
忘れ物 Vaundy さん マクドナルド「時をかけるバーガー」
愛しい日々 Mega Shinnosuke さん 明治「エッセルスーパーカップ」
Simple sumika さん 株式会社クラレ
Sailing day childspot さん ブルボン「アルフォートミニチョコレート」
ありのまんまが愛しい君へ DISH// さん サンスター「オーラツーミー アロマフレーバー コレクション ペースト」
三原色 YOASOBI さん NTTドコモ「ahamo」
題名のない今日 平井 大 さん 野村ホールディングス
Party Starters 嵐 さん ソフトバンク5Gプロジェクト
恋人ごっこ マカロニえんぴつ さん Spotify
パレード – PARADE MORISAKI WIN さん スズキ「ソリオ バンディット」

近年のCMソング・アーティストの起用傾向

上表を見ると、近年は若手ロックバンドやシンガーソングライターの起用が増えていることが分かります。

また動画配信サービス(YouTube・TikTok等)で人気を集める若手クリエイターや“歌い手”等の起用も増えており、CMでオリジナルソングでのタイアップをきっかけに一躍有名アーティストとなるケースも珍しくありません。

CM曲の傾向として、邦楽が採用されていることも伺えます。

邦楽は日本人が作った曲のことを指し、一般的に歌詞が日本語であることが多いです。

そのため曲やアーティストの雰囲気だけでなく、歌詞も重要視していることがわかります。

一方、楽曲については既存曲のカバーや再利用が増加傾向にあるのです。

例えば、ORIHICAの最新テレビCM「スーツと、どこまでも行こう。」編には、邦楽ロックの先駆けTHE BLUE HEARTSさんの名曲「TRAIN-TRAIN」が採用されています。

ただし歌っているのはTHE BLUE HEARTSではなく、2016年デビューの若手アーティスト「KALMA」さんです。

このように、過去の名曲と若手アーティストがコラボレーションした“懐かしくも新しいCMソング”が近年の流行になっていると言えるでしょう。

楽曲を軸としたCMのヒットが増えている

CM総研の調査によると、近年はCM好感度に対するCM好感要因「音楽・サウンド」の割合が右肩上がりの傾向にあります。

調査を開始した2001年度には17.4%だった割合が、2021年度には28.7%まで伸びており、楽曲を主軸としたCMがヒットしやすくなっていることが分かります。

参考として、2001年度および2021年度における作品別CM好感度ランキング(上位5作)と、CM好感票数に対する「音楽・サウンド」の占有率を見てみましょう。

2001年度 作品別CM好感度トップ5

順位 企業名/商品名「作品名」 音楽占有率
1 NTT東日本/値下げ&割引「ママからの電話・変身」編 3.3%
2 マンダム/ギャツビー「モヒカンパンクス」編 50.6%
3 大塚製薬/カロリーメイト「がんばれワカゾー!模擬試験」編 3.4%
4 富士通/FMV「父」編 2.3%
5 サッポロ/黒ラベル「金魚すくい」編 29.3%

2021年度 作品別CM好感度トップ5

順位 企業名/商品名「作品名」 音楽占有率
1 Uber Japan/Uber Eats「今夜、私が頂くのは…メイクアップ」編 5.4%
2 日清食品/カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質「カプヌのプロ」編 63.3%
3 日清食品/カップヌードル 辛麺「辛麺ダンス」編 69.9%
4 出前館/出前館「Demae-canの歌」編 82.0%
5 ゼスプリ インターナショナル ジャパン/ゼスプリ キウイフルーツ「ヘルシーは楽しもう」編 61.3%

キャスティングの際に注意すべきこととCM曲の効果的な起用方法

キャスティングの際に注意すべきこととCM曲の効果的な起用方法

続いて、アーティストのキャスティングによって期待できる効果と、キャスティングのポイント・注意点について詳しく見ていきましょう。

アーティストのキャスティングによるCM曲の効果とは?

テレビCMに人気楽曲・アーティストをキャスティングすることで、以下のようなメリットが期待できます。

  • テレビCMに視聴者を集中させることができる
  • 企業や商品のブランドイメージを記憶してもらいやすくなる
  • アーティストの関連情報としてメディア露出が増える可能性がある

また近年はスマホが普及し、テレビ番組をいつでも・どこからでも視聴できる環境が整っています。

テレビは「自宅でゆっくり視聴するもの」から「移動しながら・食事しながら視聴するもの」に変化しつつあり、この“ながら視聴”の中でユーザーの関心を引くためには、耳に残る歌詞やメロディの存在が不可欠なのです。

イメージソング・アーティスト選びのポイント

テレビCMに楽曲やアーティストをキャスティングする際は、以下のようなポイントを意識することが大切です。

  • 楽曲やアーティストがPRする商品・サービスのイメージやCMテーマとマッチしているかどうか
  • 楽曲やアーティストに話題性があり、メディア露出やSNSでの情報拡散を期待できるかどうか
  • 好感度が高く、企業イメージの向上に繋がりそうかどうか 等

アーティストをキャスティングする際は、商材とアーティスト・楽曲のイメージが一致していることが重要です。

ターゲットの年齢層や趣味嗜好等を分析し、より多くの視聴者に受け入れられるようなキャスティングを行いましょう。

またテレビCMの印象は企業そのものの印象にも繋がるため、過去のスキャンダルやトラブルの有無等も調査しておくと安心です。

アーティスト起用はキャスティング会社への依頼がオススメ

テレビCMにアーティストをキャスティングする場合は、キャスティング会社への依頼がおすすめです。

キャスティング会社とは、芸能人・タレント等のキャスティングを専門的に行う代行業者のことで、主に以下のような業務を請け負っています。

  • 企画内容・予算等の情報整理
  • 起用候補となるタレント・芸能人のリストアップ
  • 出演交渉・オーディション
  • 肖像管理等の契約
  • 収録、撮影・イベント当日のサポート 等

アーティストのキャスティングをキャスティング会社へ依頼する主なメリットは以下の通りです。

  • 希望や目的に応じて、最適なアーティストの提案を受けられる
  • 過去の実績やデータ等、キャスティング会社が独自に保有する情報を参照できる
  • アーティストの提案から施策後の効果測定までをワンストップで依頼できる 等

タレントや芸能人をキャスティングする場合と異なり、アーティストの場合は楽曲に対する著作権が発生します。

また楽曲の作者と演奏者が異なる場合は、楽曲の作者側に著作権、演奏者側に著作隣接権が発生します。

キャスティング会社であれば、こうした権利関係の扱いや契約対応をスムーズに行えるため、リスク対策としてもメリットがあると言えるでしょう。

コマーシャルソングの効果とキャスティング方法まとめ

  • 近年は若手アーティストやクリエイターを起用したCMソングの制作が主流となっている
  • テレビCMにアーティストをキャスティングすることで、認知度向上やメディア露出増等が期待できる
  • アーティストをキャスティングする際は、商材イメージとの親和性や好感度等で選ぶことが大切

当メディアを運営するキャスティング会社の「株式会社GOLD CAST」は、これまでに5,000件以上のキャスティング実績を持つ信頼のあるキャスティング会社です。

タレント・モデルをはじめ、クリエイターやアーティスト等のキャスティングにも対応しています。

芸能事務所とのコネクションを活かした効果的なキャスティングが可能ですので、CMソングへのアーティスト起用をお考えの企業様はぜひ一度GOLD CASTまでご相談ください。

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