株式会社GOLD CAST(ゴールドキャスト)は、広告宣伝を中心とした芸能人、役者、タレント、文化人、アーティスト、スポーツ選手、モデル等のキャスティングをはじめ、出演交渉および契約、オーディションの代行業務などを行うキャスティング会社です。

フォローする

CONTACT

キャスティング費用の相場は?インフルエンサー依頼の料金目安を解説

キャスティング費用の相場|インフルエンサー依頼の料金目安を徹底解説!

キャスティング費用の相場は?インフルエンサー依頼の料金目安を解説

キャスティング費用には公式の料金表がなく、同じ「起用」でも誰を呼ぶか、どの媒体で使うかによって金額は数十万円から億単位まで開きます。

この記事では、芸能人・タレント・アスリート・インフルエンサーといった起用する人の種類とランク、CMやWeb動画、イベントなど出演する媒体、そして出演料以外にかかる費用と手数料を整理します。

そのうえで、インフルエンサーにSNS投稿を依頼する場合の料金目安も、動画出演との違いがわかる形で解説します。

キャスティング費用の相場|決まる3つの要素

キャスティング費用の相場|決まる3つの要素

キャスティング費用は、次の3つの組み合わせで決まります。

  1. 起用する人のランク:若手・中堅・大御所のどこに当たるか
  2. 出演する媒体と利用範囲:テレビCM、Web動画、イベント、紙媒体のどれか。利用期間や二次利用の有無も含む
  3. 拘束時間:撮影が1日で終わるか、複数日にわたるか

若手は注目され始めた新人で露出が限られる層、中堅は地上波や広告への出演歴があり業界内の認知が高い層、大御所は国民的な知名度を持ち、CMやメディアに多数出演している層です。

同じ職種でも、このランクが一つ上がるだけで費用の桁が変わります。

芸能人・タレント・インフルエンサーのランク別費用相場

芸能人・タレント・インフルエンサーのランク別費用相場

まず、PR動画への出演を想定した費用の目安です。条件は、Web利用、1日撮影、利用期間3〜6か月です。

ここではタレント系の代表的な4種類を抜き出しています。

職種 若手
俳優 50万〜150万円
アスリート 50万〜150万円
モデル 20万〜60万円
インフルエンサー 10万〜30万円

出典:PRONIアイミツ「キャスティングの費用相場」(2026年6月更新)

この表からわかる点は3つあります。

  • 若手同士で比べると、インフルエンサーは俳優やアスリートより低い水準から起用できます。
  • 大御所クラスになると、職種を問わず数百万円から数千万円の世界になります。
  • 出演の目的が広告素材なのか、SNSでの投稿なのかで金額は別になります。次のセクションでSNS投稿の目安を見ます。

媒体別に見るキャスティング費用の相場

媒体別に見るキャスティング費用の相場

同じ人を起用しても、使う媒体によって費用は大きく変わります。

媒体 費用の目安 費用が決まる特徴
テレビCM 300万円〜1億円以上 6か月〜1年の利用契約が基本。同業他社への出演を制限する競合排除の契約もセットになりやすい
Web動画(YouTube、SNS広告など) 30万〜500万円程度 利用範囲がWebに限られるため、契約条件が柔軟になりやすい
イベント(記者会見、展示会など) 20万〜600万円程度 時間単位でギャラが決まる。1時間の登壇でも、移動や待機を含めて半日拘束になることがある
紙媒体(雑誌のインタビュー、広告ページなど) 20万〜300万円 掲載期間や範囲の制限が厳しく、Webなど別の広告に転用する場合は追加の許諾と費用が必要

テレビCMは、出演者の活動を制限する条件が含まれるため、とくに高額になります。

予算が限られる企業は、Web動画やイベントの出演から検討すると、現実的な選択肢が広がります。

インフルエンサー依頼の料金目安|SNS投稿の場合

インフルエンサー依頼の料金目安|SNS投稿の場合

インフルエンサーに自分のアカウントでSNS投稿をしてもらう場合は、前のセクションの動画出演とは料金の考え方が異なります。

多くの場合は「フォロワー数 × フォロワー単価」で決まり、単価は2〜4円程度とされることが多い<、という解説が目立ちます。

たとえばフォロワー10万人で単価3円なら、1投稿あたり30万円が目安です。

依頼の形 費用の目安
ナノインフルエンサー(フォロワー1,000〜1万人)の投稿 1投稿5,000円〜3万円。ギフティング(商品提供のみ)で依頼できるケースも多い
マイクロインフルエンサー(同1万〜10万人)の投稿 1投稿3万〜30万円
ギフティング(成果報酬型) 1件8,000円〜(ある運用会社の例。税別、2026年10月時点)
広告素材としての動画出演(若手クラス) 10万〜30万円(Web利用・1日撮影・3〜6か月の条件)

投稿の依頼は、動画出演と比べて低い金額から始められます。一方で、投稿を広告やWebサイトに転用したい場合は別の扱いになります。

運用会社の料金例では、二次利用は1件2,000円と、投稿とは別に費用がかかる形になっています。

複数のナノインフルエンサーに分けて依頼する方法もあります。たとえば10人に各2万円で依頼すれば、合計20万円でフォロワー合計5万〜10万人へのリーチが期待できるという試算があります。

出演料以外に発生する費用と手数料

出演料以外に発生する費用と手数料

キャスティングの見積もりは、出演料だけでは終わりません。付帯費用を見落とすと、予算を超えてしまいます。

  • マネージャーの同行費:多くの芸能人・タレントにはマネージャーが付き、1日あたり数万円〜十数万円が目安です。
  • 交通費・宿泊費:遠方での撮影や早朝・深夜の撮影では、出演者とマネージャーの分が必要です。
  • ヘアメイク・スタイリスト費:制作側の負担が一般的で、ヘアメイクは1名3万〜8万円前後、スタイリストは1名3万〜10万円以上が相場です。
  • 食事・ケータリング代:長時間の撮影では、出演者とスタッフ全員分を用意するのが慣例です。

キャスティング会社に払う手数料

キャスティング会社に払う手数料

キャスティング会社を通す場合は、交渉や管理の対価として手数料がかかります。

PRONIアイミツの解説では、相場は総費用の10〜30%程度です。インフルエンサーの施策では、代行会社のディレクション費が本人報酬の30%という例もあります。

たとえばフォロワー5万人のインフルエンサーに単価3円で依頼すると、本人報酬は15万円、ディレクション費4万5,000円を加えて19万5,000円になります。

手数料の割合は会社や条件で変わります。

見積もりでは、「出演料に対する割合」なのか「総費用に対する割合」なのかを必ず確認してください。

たとえば出演料が100万円の場合、手数料20%なら総額は120万円、30%なら130万円です。

キャスティングサービスの種類と依頼先ごとの費用の違い

キャスティングサービスの種類と依頼先ごとの費用の違い

誰に依頼するかでも、総額と手間は変わります。

依頼先 費用の傾向 向いている場合
直接交渉 仲介手数料がかからず、費用を抑えやすい すでに関係のある地元のタレントや、小規模なPR。ただし契約や肖像権の確認を自社で行う必要がある
キャスティング会社・広告代理店 手数料が加わり、割高になりやすい 有名人の起用や、複数人を同時に起用する中〜大規模な施策。契約や法務のリスク管理も任せられる
マッチングプラットフォーム 代理店より抑えやすい 社内に選定から効果測定まで担当できる人がいる場合
動画制作会社 制作費とキャスティングを一括で依頼できる 撮影も含めて一本化したい場合。ただし有名タレントの選択肢は限られやすい

最近は、月額制で複数回の出演や短尺動画、SNS投稿がパッケージになったサブスク型のサービスもあります。

定期的に施策を行う場合は、単発の依頼よりコストを抑えやすい選択肢です。

コストを抑えるサービスの選び方と運用のコツ

コストを抑えるサービスの選び方と運用のコツ

  • 利用範囲と期間を絞る:テレビ、Web、SNS、店頭など利用媒体が増えるほど、媒体ごとに費用が加算されます。YouTube広告とSNSだけに絞り、期間も3か月に限定するだけで、金額は大きく変わります。
  • 拘束時間を短くする:1日で終わる撮影と2日以上の撮影では、出演料に倍以上の差が出ることがあります。進行を事前に設計し、無駄な待ち時間をなくします。
  • 閑散期を狙う:新商品の時期や年末年始は依頼が集中し、費用が上がりやすい傾向があります。1月中旬〜2月や6〜7月などの閑散期は、条件を交渉しやすいとされています。
  • 規模の小さい複数人に分散する:1人に大きな予算を使うより、フォロワー規模の小さい複数人に依頼するほうがリーチを広げやすい場合があります。
  • 複数社から同じ条件で見積もりを取る:手数料や提案内容は会社ごとに違います。内訳を揃えて比べると、適正な金額が判断しやすくなります。

企業がサービスを使う前に確認したい広告表示と契約

企業がサービスを使う前に確認したい広告表示と契約

費用が適正でも、契約や表示でつまずくと施策全体が損なわれます。企業が事前に確認したい点は次のとおりです。

二次利用の範囲

雑誌の写真をWeb広告に転用するなど、契約の範囲外で使うと契約違反になるおそれがあります。

用途は最初の契約で細かく想定します。

競合排除の有無

出演期間中は同業他社に出演できない契約が含まれることがあります。

希望するタレントがすでに競合と契約している場合は、起用自体が難しくなります。

ブランドとの相性と過去の経歴

過去の発言やスキャンダルで、企業のイメージが傷つくリスクもあります。

ステルスマーケティング(ステマ)規制

2023年10月1日から、広告であることが判別しにくい表示は景品表示法で規制されています。

規制の対象は事業者(広告主)で、依頼を受けて投稿するインフルエンサー個人は原則として直接の処分対象ではありません。

ただし代理店やインフルエンサーが違反した場合も、最終的な責任は発注した企業にあります。PR表記のルールを文書で取り決め、投稿の事前承認と投稿後の確認を契約に組み込みましょう。

記事まとめ:インフルエンサー起用の予算の考え方

記事まとめ:インフルエンサー起用の予算の考え方

キャスティング費用は、起用する人のランク、出演する媒体、拘束時間の3つで決まります。

PR動画への出演では、インフルエンサーの若手クラスが10万〜30万円、俳優やアスリートの若手クラスが50万〜150万円が目安で、大御所になると数百万円から数千万円です。

インフルエンサーにSNS投稿を依頼する場合は、フォロワー数に単価(2〜4円が中心)を掛けた額が基本の物差しになり、マイクロインフルエンサーなら1投稿3万〜30万円程度が目安です。

予算を組むときは、出演料だけでなく、同行費、ヘアメイク、手数料(総費用の10〜30%程度)、二次利用の追加費用まで含めて計算してください。

そのうえで、複数の依頼先から同じ条件で見積もりを取り、内訳を比較することが、費用の失敗を防ぐ近道です。